日本の現状をみていこう
日々のマーケットの動きも大切だけど、日本の現状を改めてみてみよう!!
人口 12700万人。
(65歳以上は3461万人(27%)、0~14歳は1597万人、
現役世代は7476万人)
日本人の家計の金融資産 H27.3時点で1809兆円
(現預金が51%、保険定期28.8%、株・債権16%)
・全国の世帯数は5340万世帯(うち高齢者は2370万世帯)
・1世帯あたりの平均貯金額は1033万円(高齢者は2430万円)
・平均給与は420万円
金融資産の内900兆円は銀行に預けられている。
500兆円は保険料として、270兆円は株・債権として保有されている。
そして、企業の内部留保 H29.3時点で406兆円(H24では330兆円)
つまり日本人のほとんどのお金を銀行と保険会社が預かっていることになる。
個人・法人
「支出」
税金 → 政府が集めて、公共事業・サービスを行う。
預金 → 銀行が集めて運用する。
保険 → 保険会社が集めて運用する。
投資 → 株・債権として企業の運営資金となる。
生活費 → 小売り店・一般消費材取り扱い店
通信費 → 電力会社・通信会社・インフラ各社
サービス → サービス全般
趣味 → その他全般
圧倒的多くのお金が集まるのが、税金、預金、保険、債券である。
税金は国策で運用され、銀行預金も日銀の金融政策を元に各銀行間で運用し、利益を上げようとする。保険会社も銀行と同様に、国債、信託、不動産などで運用している。
では、銀行・保険会社に集まった1200兆円はどの様に運用されるのか?
を次回以降考察していきます。