悪魔とのおしゃべり ~さとうみつろう~
悪魔とのおしゃべり
・・すごく納得です。株式市場に向きあうメンタルも日々の心持ちもこの本が解決してくれたような気分です。
”苦しいのは正しさのせいだ”
正しさを疑う心が悪魔の心
悪い人なんていない、善い人もいない
権力者が支配しやすい世の中にするために常に洗脳され続けている。
富や権力を得たものは常に失うという恐怖をかかえることなる。
得ることが正しく、正しさを失うことが怖いと思っている。
”怒りは期待からくる”
世の中にも他人にも自分にすら期待してはいけない
他人は変えることはできないが自分の期待値は変えることができる。
どうしようもない世界で、どうしようもない自分がただいるだけなのだからそれ以上でもそれ以下でもない。
”人間は願い方を間違えた”
〇〇が欲しい、〇〇になりたい、・・というのはそうなっていない自分がそう望んでいる現実がすでに叶っている。
欲しいと望むには、持っていない現実が必要。
持っているものは、欲しいと望まない。ただ感謝のみがある。
夢は叶えるものでも、叶うものでもなくて、夢は既に叶っているものである。
”手に入れようとしなければより手に入る”
”二極間のブランコ”
善い方向へいけば悪い方向へいくエネルギーがたまる。
生きるということは死ぬということ
得るということは失うということ
創るということは壊れるということ
目に見えている間は必ず裏と表がある
右と左、裏と表に価値の違いなどない。
悪いことは実は世界には存在しない。
犯人とは妥協点のこと、正しさによって抑圧されたひずみのエネルギーが向かう場所でしかない。
欲求に悪いことなんてない
この世は結果しかない。原因もなにもない。
”特異点と三位一体”
宇宙が始まる前は一つしかなかった。それがビッグバンによって分かれ
・見るもの・見られるもの・体験
この三つのエレメントに分かれた。
結局すべての宇宙は自分というものが作り出していて、ひたすらこの体験をしている。
他人も自然も全て、この一つである全体の一部分が姿を変えて、個々を体験しているだけ。
”他力本願”
この世に存在する自分や他人も結局は全体の一部なので、自力などは存在しない。
自分の力の限界を認めて、宇宙にみをまかせる。そもそも自力なんて最初からなく、何かをコントロールすることなんてできない。。なぜなら、個々は全体の一部だから。
自分を動かしているのは自分ではない、自分はただ生かされているだけの存在。
”与えるものが受け取るもの”
この世界は”一つ”で元々特異点が分かれて、存在する世界。
個人は全体の一部でしかない。つまり、自分は他人であり、他人は自分である。「WE」ではなく「I&I」なのである。
人生とはその全体の一部でしかないので、全体のために使えばいいということになる。
つまり、自分は他人のためにひたすら生きるということが「全体」の願いである。
それぞれの能力はそのために与えられている。
「ないもの以外は全てがある」
”今”こそが宇宙最高の夢の叶い場であり、最高のプレゼント。
英語で今をプレゼントと訳すのはこういう意味語源かもしれない。
”ないもの以外は全てがある” ”あるもの以外は全てがない”
”ないものしかあるように見えない”
これは元もと一つの特異点が分離して、”わたし”と”せかい”を作っている。
”わたし”側にあるものは、”せかい”にはなくて、”せかい”にあるものは”わたし”にはない。
わたしからみれば、せかいにあるものは「わたしにはなくてせかいにはあるもの」だからである。
つまり、自分で自分をみれないので、共にあるものは無いようにしかみれないのである。
自分は持っていないものは全て持っている。会えていない人と常にともにいる。
不足を探してはいけない。ただあると信じる。信じていないものは願い。
信じる者はただ感謝している。
正しさを手放す。持ちたいを手放す。コントロールしたい、叶えたいを手放す。
そして、ただ充足を感謝する。
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ありがとう、、とても面白い本でした。